師・田宮俊作氏への感謝と、果菜谷園に息づく“ものづくりの心”

師・田宮俊作氏への感謝と、果菜谷園に息づく“ものづくりの心”

2025年7月──
株式会社タミヤの代表取締役会長兼社長であった田宮俊作氏の訃報に接し、
深い悲しみとともに、その偉大な教えの重みを改めて感じました。

田宮俊作氏は、私にとって“ものづくりの師”であり、
人生において尊敬すべき指針そのものでした。

師から学んだ「ものづくりの心」

田宮俊作氏が生涯をかけて貫いたのは、
「つくることを通じて、人を育てる」という信念でした。

模型づくりという分野を超え、
細部までこだわる丁寧さ、受け取る人への想い、
そして“手を抜かない誠実さ”。

その精神は、私にとってまさに“職人道”の教えであり、
現在の青果事業「果菜谷園」の根幹にも生きています。

青果にも通じる“ものづくりの哲学”

青果の世界も、形は違えど「ものづくり」です。
種をまき、育て、選び、届けるまでのすべての過程に、
人の手と心が宿ります。

そしてその中で、私は田宮師匠から学んだ“細部へのこだわり”を
常に意識しています。

たとえば、果菜谷園の商品に貼るシールの質感やデザイン
お客様が手にした瞬間の印象を大切にし、
一枚のラベルにも「職人の心」を込めています。

梱包材や段ボール、コンテナにおいても同様です。
ただ商品を守るための資材ではなく、
“手にする人への敬意”を表現する大切な要素。

無駄のない設計、美しさと機能の両立──
そのすべてに、田宮俊作氏から学んだ
“ものづくりの美学”が生きています。

これからも師の心とともに

果菜谷園という仕事は、野菜を通して“心を届ける”仕事です。
その根底には、田宮俊作氏から授かった
「ものづくりの心」が流れ続けています。

これからも、どんな時代になっても、
果菜谷園は“心のある仕事”を大切にし、
手に取る人の笑顔を思い浮かべながら歩んでいきます。

師の教えを胸に。
田宮俊作先生、本当にありがとうございました。

これからも、あなたの教えとともに生きていきます。

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